打線振るわず、2次予選逃す―WEEDしらおい

打線振るわず、2次予選逃す―WEEDしらおい
敗者復活2回戦〔WEEDしらおい―小樽野球協会〕6回から好投したWEEDの太田=4日、栗山町民球場

 第92回都市対抗野球北海道地区予選1次予選大会は4日、栗山町民球場で敗者復活2回戦が行われ、WEEDしらおいは小樽野球協会に2―3で敗れて2次予選に進めなかった。
 5日までに1次予選の全日程が終了。日本製鉄室蘭シャークス、北海道ガス、航空自衛隊千歳、JR北海道硬式野球クラブが2次予選(18~20日、札幌円山球場)に進出した。
 ▽敗者復活2回戦
WEEDしらおい
000001010―2
01101000X―3
小樽野球協会
(W)野澤、桐木、太田―八幡
(小)岩田、奥山―千葉
?山崎徹(W)
?平田和(W)高橋(小)
 WEED打線から快音が消えた。小樽の先発岩田に抑え込まれて五回まで無得点。六回と八回に長打などを絡めて1点ずつを返したが、追い切れなかった。
 ▽2次予選進出決定戦 航空自衛隊千歳6―2JR北海道硬式野球クラブ、JR北海道硬式野球クラブ7―0小樽野球協会(七回コールド)

―終盤追い上げも、1点差に泣く
 終盤の追い上げもむなしく、1点差に泣いたWEED。好調の打線は散発7安打とつながりに欠けた。
 「前半がすべてです」と試合を総括した社監督。小樽のアンダースロー岩田からはわずか3安打。球の下をたたき、フライのアウトは10を数えた。内野手の桑田主将は「強いゴロを打とうとしたが、修正できなかった」と肩を落とした。
 今季は元東北楽天の伊東らが加入するなど戦力アップ。「打ち勝つ野球」で好調を維持してきただけに貧打での敗戦は悔しさが残った。桑田主将は「前半の少ないチャンスを生かせず、小樽に流れを渡してしまった」と悔やんだ。
 今月下旬には、今季最終戦の北海道・東北地区クラブ交流戦を控えている。桑田主将は「絶対優勝して有終の美を飾りたい」と意気込みを語った。

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