「胆振東部地震の被災地の方々の心に、力強い花が咲きますように」―。
東日本大震災の被災地の岩手、宮城、福島3県の花卉(かき)農家有志が6日、苫小牧市社会福祉協議会にガーベラやリンドウなど約50本の切り花を寄贈した。市社協が入居する市民活動センター(若草町)が12日まで臨時閉館のため、贈られた花は市役所(旭町)1階のエレベーター前に生けられている。
農家有志の代表でフラワースタイリストの栗林ゆかさんは釧路市出身。東日本大震災後に仙台市に移住して以来、道内産の花を被災地に届けてきた。3月の震災10年に合わせ、胆振管内で生産されている花の購入を苫小牧中央花卉に申し出たところ、無償で生花300本が提供された。その時の恩返しに―と、厚真町の社協を通じて苫小牧市社協に声が掛かったという。
贈られたガーベラの花言葉は「希望・前進」。障害福祉サービス事業所の仙台ローズガーデンの通所者が採花したものだという。市社協の沖田祐児地域支援係長は「被災者のつながりを感じた。災害を忘れてはいけない」と話していた。
















