9月は日没時間早く 例年死亡事故が多発、苫署は警戒を強化

9月は日没時間早く 例年死亡事故が多発、苫署は警戒を強化

 苫小牧署管内(東胆振1市4町)では昨年8、9両月に死亡交通事故が計5件(死者8人)起きており、同署は警戒を強化中だ。今年8月の死者は0人だったが、交通第1課の葛西直人課長は「9月から10月にかけては急速に日没時間が早まり、事故が起きやすい」と注意喚起している。

 同署管内での死亡交通事故は、7月26日に苫小牧市日吉町の市道交差点で道路横断中の男性(当時80)が乗用車にはねられて亡くなって以来、起きていないが9月は物流の繁忙期であることに加え、行楽シーズンで通行量が増える。

 昨年は8月に3件(死者4人)、9月に2件(同4人)の死亡事故が発生。9月は26日に白老町で1人、苫小牧市で3人が亡くなっている。

 1件目は午前2時10分ごろ、白老町虎杖浜の国道36号で、沿道を歩いていた男性(当時48)が軽乗用車に接触して死亡した。2件目は午前4時50分ごろ、苫小牧市ときわ町の道道苫小牧環状線で、沼ノ端方面へ走っていたワンボックスカーが左折中の大型トレーラーに追突。ワンボックスカーを運転していた男性(当時19)と助手席の女性(当時25)、後部座席の男性(当時22)の計3人が亡くなった。

 いずれの現場も片側2車線の直線道路で、事故当時は雨で路面がぬれていたという。

 21日からは秋の全国交通安全運動がスタート。▽児童、高齢者を含む歩行者の安全確保▽薄暮時と夜間の事故防止と歩行者保護、安全運転意識の向上▽自転車の安全確保と交通ルール順守▽飲酒運転などの悪質・危険な運転の根絶―を重点目標に掲げ、輪禍根絶を目指す。

 葛西課長は9月から急速に日没が早まることを踏まえ、ドライバーに「早めのライト点灯、スピードダウン、横断歩道での徐行と安全確認」をアピール。歩行者に対しては「なるべく買い物や通院などの用事は日中に済ませ、夜光反射材を活用して」と呼び掛けている。

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