苫小牧市有明町の苫小牧観光ハイヤー(酒井文仁社長)は、保有するタクシー30台に空気清浄機と飛沫(ひまつ)防止シールドの設置を進めている。国の補助金を活用し、今月中に全車に配備する予定。乗客に安心して利用してもらうため、新型コロナウイルス感染防止対策を可能な限り強化する。
空気清浄機は、デンソー(愛知県刈谷市)のピュアミエを採用した。価格は1台13万円。高性能フィルターで空間に浮遊するウイルスを17分で99%除去できるという。運転席付近にモニターを備え、空気の清浄度を見える化した。
飛沫防止シールドはプラスチック製。これまで使用してきたビニールシートに比べ、運転手の後方確認がしやすく、乗客の声が聞き取りやすくなった。価格は1台1万8000円。
同社は1957年創業。コロナ禍で今年の売り上げは前年の2割減にとどまり、8月下旬に緊急事態宣言が発令されてから3割以上の減少となる日もある。酒井社長は「経営は大変だが感染防止対策に取り組み、利用する方に少しでも安心してもらいたい」と話した。
















