西部地域に設置検討 学校適応指導教室 苫市教委

西部地域に設置検討 学校適応指導教室 苫市教委

 苫小牧市教育委員会は7日、不登校の児童生徒に向けた学校適応指導教室について、現在の2カ所に加え新たに西部地域への設置も検討する考えを示した。

 同日の市議会定例会で、藤田広美氏(公明)の一般質問に答えた。

 同教室は各種活動を通じて学校復帰や社会生活への適応を促す場。教育・福祉センター(本幸町)のあおば学級と、今年度に沼ノ端交流センター(北栄町)に新設したトピリカ学級の計2カ所ある。今年度はあおば学級を活用している18人のうち3人、トピリカ学級4人のうち1人が、学校に復帰したという。瀬能仁教育部長は「(既存学級の)活用状況を検証した上で、西部地域の設置も検討したい」と説明した。

 市教委によると、市内の2020年度の不登校児童生徒数は380人(小学校134人、中学校246人)で前年度に比べて15人増え、今年度も増加傾向が続いている。

 市教委は今年度から不登校対策モデル校を指定し、支援員を配置して対策強化を模索中とも報告。支援員が電話連絡や家庭訪問などの担任業務をサポートしたり、別室登校の子どもへの学習支援をしたりし、一定の効果も出ているとした。児童生徒に配布された学習用タブレットPCも不登校対応に有効なツールとの認識を示し、五十嵐充教育長は「不登校対策の全国的な動きを把握するとともに、本市でできる支援を検討したい」と力を込めた。

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