「医療提供体制予断許さない」 秋元札幌市長が会見

「医療提供体制予断許さない」 秋元札幌市長が会見
会見する秋元市長=9日、札幌市役所

 政府が北海道の緊急事態宣言延長を決めたことを受け、札幌市の秋元克広市長は9日、記者会見した。「(札幌の)新規感染者数は確実に減少傾向にあるが、人口10万人当たりの週合計は43人と国の警戒ステージ4(25人)を大きく上回る依然高い水準。8日現在の病床使用率は5割を超え人工呼吸器などが必要な重症者が増えている。医療提供体制は予断を許さない状況」と語った。

 緊急事態宣言の継続には「札幌市の数字は、いま直ちに宣言を解除できる状況にはないと道とも協議してきた。(政府には)地元の意向を取り入れていただいたと感じている」との認識。強い措置を継続してしっかり抑え込むことで医療提供体制に余力ができるとし、新学期やシルバーウイークの連休に触れながら「長いと感じるとは思うが、気を緩めれば感染が再拡大する。長引けば経済回復につながらない」と述べて市民に協力を求めた。併せて不要不急の外出や道外との往来の自粛、基本的感染防止策、換気の徹底を呼び掛けた。

 札幌市の64歳以下のワクチン接種は、1回目の接種率が41・2%、2回目が23・7%。12歳以上の全市民の8割(158万1430人)と想定する接種希望者が2回目の接種を終了する時期について、秋元市長は「10月上旬の第15クール(190箱、22万2300回分)のワクチン供給量で、数としてはカバーできる量が札幌に来る。11月末くらいまでには終えることができると想定している」と語った。

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