苫小牧市王子町の私設文学館、斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館は10月1、2の両日、文学祭「2021北の賢治祭」を開く。1日の前夜祭では今年6月に88歳で亡くなったフランスの戯曲作家ギィ・フォワシィさんの「動機」の公演を実施。2日の本祭では、市民らが賢治にまつわる詩の朗読などを披露する予定で15日まで参加者を募集している。
「動機」は1971年発表の短編で、裕福で妙齢の婦人と婦人に軟禁された庶民の女性との緊張感あふれる会話劇。札幌市在住のアナウンサーで朗読家の五十嵐いおりさん(57)と舞台芸術を通じてアイヌ文化を発信しているカムイプロジェクト代表で、女優の堀きよ美さん(51)の2人が主演する。苫小牧市のシンガーソングライターかんばやしまなぶさん(45)も音楽演奏で参加する。1日午後6時半開演。
2日は、午前10時からと午後1時からの2部構成。献花や合唱などのセレモニーが予定されているほか、市民らが朗読や楽器演奏などを披露する。一般参加(要予約)も歓迎している。
1日は、先着25人限定で入場料1人2000円。2日は、入場無料で観覧希望は予約不要。直接会場へ。
問い合わせは斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館 携帯電話080(8746)6558(午前10時から午後4時まで)。
同館は宮沢賢治研究の第一人者で、苫小牧にもゆかりがある詩人の故斉藤征義さんが残した資料などを収蔵、展示する施設として、2020年4月開館。文化発信拠点として市民にも広く開放し、作品展や演奏会なども行われている。
















