苫小牧南高校(高橋昭仁校長)は、2020年度実用英語技能検定(通称英検、公益財団法人日本英語検定協会主催)で「優秀団体賞(取得率部門)」を受賞した。英語教育に力を入れる同校では、現3年生の90%以上が検定3級以上を取得済み。生徒たちは自主的に勉強会に参加するなど、熱心に学んでいる。
同賞(同部門)は多数の生徒が受験し、在校生徒に占める英検取得者数も多い団体に贈られる。同校は18年度に続き2度目の受賞となった。20年度は3回の試験で延べ339人が受験し191人が2級、準2級、3級を取得した。
同校は10年以上前から生徒の英検受験を推奨。一昨年までは1年生全員に、3級の受験を働き掛けてきた。その結果、1年生終了時には8割以上が3級を取得しており、現3年生は92・5%が3級以上を取っている。
1次試験の前には、週1回程度開かれる1時間半の勉強会に生徒たちが自主的に参加。2次試験前は生徒1人20分の面接練習を計3回行っている。これらを年3回の試験日に合わせ、その都度実施。今年度も5月末に行われた1回目の試験で在校生の5人に1人が受験し、勉強会にも半数以上が参加した。
日本英語検定協会によると、国公立枠(高校や高専対象)での同部門の選出は全国で10校だけで、市内では同校が唯一。担当の藤井政幸教諭は「真面目な生徒が多く一生懸命取り組んでくれた。これまでの英語教育の蓄積」と喜ぶ。
同校は昨年から「読む・聞く・書く・話す」の4技能をスコア型の絶対評価で測定する「GTEC(ジーテック)」の全員受験に向けた取り組みを開始。今年5月には国際交流クラブ(仮)も立ち上げた。
















