日本ボウリング場協会が発表する全国長寿ボウラー番付で、苫小牧市内から22個人、夫婦3組が番付入りした。このうち女性最高齢の松原幸子さん(88)=勇払=は「女性横綱(88歳以上)」、男性最高齢の古谷政美さん(同)=豊川町=は「男性大関(87~89歳)」に認定された。
松原さんは52歳の時、会社の親睦イベントをきっかけにボウリングの楽しさを知った。会社の仲間らでグループをつくり、メンバーは最大で20人まで増えた。
練習拠点は苫小牧中央ボウル(本町)。以前は仲間とのプレーに加えて同じ趣味を持つ夫ともボウリング場に通い詰め、週に3、4日練習していた。最近では週1回に減ったが、仲間と顔を合わせ、おしゃべりに花を咲かせながらゲームを楽しむことが何よりの生きがいだ。
最近はスコアが思うように伸びなくなったが、「ボールを投げられるだけ幸せだと思う」とほほ笑む。「高齢になればなるほど、趣味を持つ大切さを実感している。90歳まで続けられたらうれしいですね」と語る。
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古谷さんがボウリングと出合ったのは74歳の時。以前は63歳で始めたマラソンが趣味だったが、股関節を傷め、ランナーを引退。スポーツを諦めかけたが、何かに打ち込みたい一心で、ボウリング教室に参加したのがきっかけだ。
運転免許を返納した今も練習拠点のディノスボウル苫小牧(柳町)に、週1回、路線バスなどを乗り継いで通っている。ピンを倒す爽快感はもちろん、自分の体をいたわってくれる仲間の存在がボウリングに打ち込む原動力となっている。
「週に1回のボウリングを楽しみに毎日を送っている。何歳になっても続けられるよう、元気を維持していきたい」とはつらつと語った。



















