新型コロナウイルスで打撃を受けた市内の中小企業や小規模事業者への経済支援として、苫小牧市は「事業継続支援事業」の第3弾を実施する。1事業者当たり10万円の給付と、業務用水道料金・下水道使用料の2カ月分減免が主な内容で、申請期間は来年1月31日(消印有効)まで。
対象は業種業態を問わず、市内に主たる事業所を構える中小企業と小規模事業者。今年8~11月のいずれか1カ月の売り上げが、2020年または19年の同月比で30%以上減った月があることなどが要件。
支援金は複数店舗経営や法人、個人にかかわらず1事業者当たり10万円。水道料金・下水道使用料の減免は、市と給水契約を結んでいる店舗なら適用される。過去に国や道、市が行った給付金の受給者も要件を満たせば受け取れる。今年4~7月の売り上げを対象とした第2弾は9月30日(同)まで申請を受け付け中だ。
これまでの同事業の給付決定者は添付書類の一部省略などで手続きが簡素になる。申請書は市ホームページから印刷でき、感染予防のため原則、郵送を求めている。問い合わせなどは市緊急経済対策給付金室 電話0144(32)6445。
















