自民党道連(会長・伊東良孝衆院議員)は24日、札幌市内で役員会を開き、来年夏の参院選道選挙区(定数3)へ向けた候補選考作業を事実上、開始した。前回(2019年7月)同様、選考過程の透明度を高めるため、既に党本部から公認を得ている現職を除く2人目の候補を公募する方針を決めた。次期参院選まで1年を切る中、10月中旬に公募を開始し11月末で締め切り、選考委員会を設置して年内に公認候補を擁立する構えだ。
党道連は、参院選候補選考レースに前回初めて公募方式を採用。党員外も参加できる「インターネット投票」も導入するなどして、応募した5人の中から前知事の高橋はるみ氏と前道議の岩本剛人氏の新人2人を選考。ともに3人区の道選挙区を勝ち抜き、1議席にとどまった前々回(16年7月)からの党勢拡大に成功した。
来夏の道選挙区で任期を迎えるのは現職の長谷川岳氏。道連では前回同様、公認候補を2人擁立する方針で、既に公認を得ている長谷川氏のほか、もう一人の新人を公募で選ぶ形になる。
役員会で決めた公募要項では、対象者は日本国籍がある30歳以上で自薦・他薦は問わないが、道選挙区にゆかりのある人。条件としては道選挙区在住の100人(うち50人は党員)の推薦名簿提出が必要。選考基準としては(1)自民党を愛し、21世紀の政治を考え活動できる人(2)有権者の熱い支援を得られる広い見識を持ち人格にも優れた人(3)果敢な行動力とその将来に大きな期待を持てる気鋭の人―を掲げた。
非公開で行われた役員会には伊東会長のほか、会長代行の高橋はるみ参院議員、岩本剛人参院議員の3人の国会議員も出席し、11月までに行われる次期衆院選の情勢も報告。終了後、記者団の取材に応じた伊東会長は、焦点の一つとなっている伊東氏自身と鈴木貴子衆院議員の道7区(釧路・根室管内)の公認争いについて「10月14~15日ごろに、党本部が1次公認を決定する見通し」と説明し、党本部が判断するとの認識を示した。
















