新千歳など道内7空港を管理・運営する北海道エアポート(千歳市、HAP)は28日、韓国・仁川国際空港を運営する仁川国際空港公社と業務協約を結んだ。仁川はアジア最大級の国際ハブ空港で、両社は連携しながら旅客や貨物輸送、観光の促進を図る狙い。HAPの蒲生猛社長は「これから具体的に一緒に仕事し、一日も早く果実をお見せしたい」と意欲を示した。
日本の空港会社が同公社と協約を締結するのは、2018年の仙台国際空港に次いで2例目。仁川国際空港はコロナ前の18年実績で、61カ国・地域の191都市とを結ぶ。世界的な航空ネットワークを誇る同公社に、HAPが働き掛けて協約締結が実現した。
新型コロナウイルス禍で新千歳は国際線の定期便全休が続く中、新千歳―仁川線の早期再開、さらに航空路線の新規就航などにつなげる目的。定期的な情報交換や観光情報の発信、市場調査などを考えている。締結式は非公開のオンライン形式で行い、終了後に蒲生社長が取材に応じた。
蒲生社長は「(国際線定期便で)新千歳初の就航は韓国。北海道国際化の先鞭(せんべん)をつけていただいた」と1989年の新千歳―金浦線就航来の付き合いを強調。「長期的に北海道と韓国のネットワークを元に戻し、さらに強くしていく。旅客だけではなく、北海道の良いものを仁川経由で世界中に輸出したい」と力を込めた。
HAPによると、同公社の金景旭社長は締結式で「アフターコロナ時代に向けて、HAPといち早く協約締結ができてうれしい。両空港の協力を堅固にし、仁川―北海道路線の早期再開、路線拡大につながることを願っている」と述べたという。
















