10月はピンクリボン月間 早期発見の重要性啓発、パネル展やライトアップ、17日に王子病院で日曜検診

10月はピンクリボン月間 早期発見の重要性啓発、パネル展やライトアップ、17日に王子病院で日曜検診
「パネルを見て乳がんへの関心を高めてもらいたい」と保健師の丹さん

 乳がんに関する正しい知識を伝え、早期発見・治療の重要性を訴える「ピンクリボン運動月間」の10月、苫小牧市内でもさまざまな関連事業が予定されている。市が啓発パネル展を市役所で開くほか、苫小牧信用金庫でも本店(表町)の社屋を運動のシンボルカラーのピンク色にライトアップ。王子総合病院(若草町)は日曜日の17日、平日、忙しい女性向けの乳がん検査を実施する。

 他のがんに比べて若い女性が発症しやすく、女性の11人に1人が罹患(りかん)するとされる乳がん。10月は世界的にも乳がん月間として位置付けられ、各国で検診の早期受診を促す啓発運動が展開されている。

 苫小牧市は例年、検診の大切さを伝える啓発事業に取り組んでおり、4~8日、市役所1階ロビーで健康支援課の職員手作りのパネルを展示。乳房の健康チェック方法「ブレスト・アウェアネス」などをPRする。

 自分の乳房に関心を持ち、着替えや入浴などの際、見たり触ったりして状態を確認するブレスト・アウェアネスは生活習慣に取り入れることで、異状にいち早く気付けるという。

 同課の保健師丹珠奈さんは「ブレスト・アウェアネスは、しこりを探す自己触診よりも実践しやすい。一人でも多くの人に関心を持ってほしい」と話す。

 1~31日は日没から午後10時まで、苫小牧信用金庫の本店をピンク色にライトアップ。道行く人たちに、乳がんへの関心を高めてもらいたい考えだ。

 王子総合病院は平日、仕事や育児などで多忙な女性に対する受診機会提供へ、17日に乳がんのマンモグラフィー検査を行う。40歳以上の女性が対象で、定員20人。事前予約を求めている。

 「日曜検診」は認定NPO法人J・POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が取り組む「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー」の一環で、同院は2009年から実施している。

 同院では昨年度、14人が受診。うち13人が就業中の女性で、9人はアンケートに「日曜日だから受診した」と回答した。

 岩井和浩院長は「乳がんのリスクは、働き盛りの年代で高まる」と強調。「見つかるのが遅れればその分、治療に伴うさまざまな負担が増す。早期発見のため、ぜひ定期受診を」と呼び掛けている。

 検査費用(一般)は8000円で、市の助成制度やクーポンを利用できる。

 予約、問い合わせは王子総合病院 電話0144(32)8111。

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