マイナンバーカード 健康保険証利用20日開始も準備に遅れ 国保の登録1割未満

マイナンバーカード 健康保険証利用20日開始も準備に遅れ 
国保の登録1割未満

 20日からマイナンバーカードが健康保険証としても使えるようになることに関連し、苫小牧市は9月30日、国民健康保険の利用者の事前登録が1割に満たないことを明らかにした。開始時に対応できる医療機関も、市立病院など5カ所程度の見通しで、市は利用促進に向け周知活動に努める考えだ。

 同日の企業会計決算審査特別委員会(竹田秀泰委員長)で、市国民健康保険事業特別会計決算案に関する首藤孝治氏(改革フォーラム)の質問に答えた。

 国はマイナンバーカードの利便性向上の一環で、医療機関や薬局で同カードを健康保険証に使えるシステムを構築。市は2020年度中に約400万円を掛け、保険証利用のためのシステムの改修を完了した。

 マイナンバーカードの保険証利用には事前登録が必要。専用アプリを入れたスマートフォンやパソコン、市の専用端末で登録できるが、国保の場合、市内の被保険者3万1507人のうち、7月時点で事前登録を終えた人は2480人で7・9%にとどまる。

 医療機関側も顔認証付きのカードリーダー設置やシステム改修が必要だが、市内で準備を終えているのは、医科で市立病院(清水町)と苫都病院(若草町)、歯科で市立病院、わたなべ歯科(新富町)、北栄こども歯科(北栄町)―の計5カ所のみ。薬局は今のところない。

 市の長崎佳治保険年金課長は「ホームページやリーフレットの他、さまざまな媒体を活用し、周知に努めたい」と述べた。市は本庁舎など市内4カ所に設けたマイナンバーカードの申請特設窓口で、国保だけでなく健康保険全般の登録手続きのサポートを展開している。

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