北海道財務局は、7~9月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内企業の業況判断指数BSI(「上昇した」と回答した企業の割合から、「下降した」と見る企業の割合を引いた値)は3・5となり、前期(4~6月期)から17・6ポイント上昇。2019年7~9月期以来8期ぶり、昨年の新型コロナウイルス感染拡大以降では初めてプラス水準に転じた。
業種別では、製造業が前期比11・8ポイント改善して6・5となり、3期ぶりにプラス水準に。内訳は12業種中、8業種で改善。特に窯業・土石製品は前期のマイナス33・3から73・3ポイント上昇し40・0とプラス水準に転じた。逆に鉄鋼業など4業種は悪化。パルプ・紙・加工品は前期の0から33・3ポイント悪化してマイナス水準になった。
一方、非製造業は前期比19・5ポイント改善して2・7となり、8期ぶりにプラス水準となった。内訳は18業種中、15業種で改善、2業種で悪化、1業種で横ばいだった。小売業は前期から44・7ポイント上昇して18・2とプラス水準に。宿泊業・飲食サービス業も17・8ポイント改善して11・1とプラスに転じた。不動産業は5・8ポイント悪化してマイナス12・9となった。
企業の規模別では、大企業(資本金10億円以上)が前期比8・9ポイント改善して6・3となり、3期ぶりにプラス水準に。中堅企業(同1億円以上10億円未満)は7・4ポイント上昇したもののマイナス0・9となり、3期連続でマイナス水準。中小企業は(同1000万円以上1億円未満)は25・5ポイント改善して4・6となり、8期ぶりにプラス水準となった。
ただ、全産業の10~12月期の先行きでは、6・1ポイント悪化してマイナス2・6と再びマイナス水準に転じる見通し。感染症の影響の長期化を懸念する声も高まっている。
調査は、8月15日を調査時点に道内企業493社を対象に実施。426社から回答を得た(回答率86・4%)。
















