人工知能が紙の文字読み取り AI―OCRを販売  作業効率化をサポート I・TEC

人工知能が紙の文字読み取り AI―OCRを販売  作業効率化をサポート I・TEC
I・TECソリューションズで取り扱うAI―OCR

 I・TECソリューションズ(苫小牧市)は、紙に印刷された文字などを人工知能が読み取り、データ化するシステム「AI―OCR(エーアイ・オーシーアール)」の販売を進めている。紙の帳票を見ながら手入力していた作業時間の大幅な短縮、生産性の向上が期待される。同社は「(既存制度を変革する)デジタルトランスフォーメーション(DX)の一歩になる」とPRする。

 同社によると、同システムは複数の企業が商品化しているが、文字の認識率が95%ほどと他社より高いAIinside(エーアイインサイド)=東京=のサービスを採用した。月額3万円から購入でき、紙に書かれた文字をスキャナーでデータ化し、パソコンのファイルに保存する仕組み。

 保存したデータは、範囲や条件などを指定して開くことができ、事務作業をパソコン内のソフトウエア型ロボットが代行するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)と相性が良い。

 手書きの請求書や契約書、申込書などを人が入力すると膨大な時間がかかり、集中力の低下によるミスや紙の保管場所の確保などが課題となっている。このため同社は2020年ごろから、AI―OCRの販売を検討してきた。取引先との関係で紙のフォーマットをやめるのは難しい場合でも、デジタル化することでデータの有効活用が期待できる。

 従来のソフトは手書きの認識率が低かったが、技術の発達により課題が徐々に改善されてきた。文字の認識を誤った場合、結果が示され、人が修正することで人工知能が学習していく。

 同社にはすでに数件の引き合いがあり、単純業務時間の削減やデータ検索の簡素化など魅力をアピールしている。担当者は「苫小牧はデジタル化が遅れている部分もある。顧客が求めることに対し、最適な提案をしたい」と話した。

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