緊急事態宣言解除初の週末 各地に活気、 久々イベント笑顔広がる

緊急事態宣言解除初の週末 各地に活気、 久々イベント笑顔広がる
正光寺でのマルシェイベントで人気を集めた粘土細工の制作体験ブース

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されて最初の土日となった2、3両日、苫小牧市内では子ども食堂や「お寺マルシェ」が開かれ、市民らが久しぶりのイベントを満喫する光景が広がった。近郊の観光施設にもにぎわいが戻り、秋の行楽シーズンの本格的な訪れを感じさせる週末となった。

 2日は市民有志が主催する子ども食堂「楽縁ボムボム」が、桜木・しらかば総合福祉会館(桜木町)で開かれた。ハロウィーンパーティーとして催され、待ちわびていた地域の子どもたちが続々と来場。スタッフが手作りした具だくさんの汁物やおにぎりを味わったほか、会場に用意されたボードゲームで遊んだり、ゲストとして参加した手品師によるカードマジックを楽しんだりと、思い思いの時間を過ごした。

 約90人が来場し、開始から1時間で用意していたおにぎりなどが品切れする程の盛況ぶりに。小学生の息子2人と来場した池田枝利子さん(33)=桜木町=は「しばらく地域のイベントが開催されず、家族の外出機会も減っていた。親子で楽しめるこのような場はとてもありがたい」と話していた。

 3日は高砂町の正光寺と幸町の真宗寺でマルシェイベントが開かれた。このうち、正光寺では境内にブースが設けられ、パンやホットドッグ、鶏の空揚げ、コーヒーなどの販売やネイルケア、粘土細工の制作体験、読み聞かせなどが行われた。開始と同時に市民らが次々に訪れ、各ブースの前には長蛇の列。買い物した後、会場に設けられた休憩スペースでくつろぐ市民の姿も見られた。

 小中学生の娘2人と訪れた山口真衣さん(43)=三光町=は「イベントの参加は本当に久しぶり。とても楽しくて、いっぱい買ってしまった」と笑顔。3人の子どもに粘土細工の体験をさせてあげたという野村えりかさん(34)=栄町=は「緊急事態宣言期間中は家族で行ける場所がなく、公園遊びをするしかなかった。きょうはいい気分転換になった」とすっきりした表情で語った。

 安平町の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」も、宣言解除に伴いイベントを解禁した。2日は地元の団体を含む4チームが集まって和太鼓イベントを開催。来場者は3000人を超え、宣言期間中だった9月の土曜の平均来場者数を3割ほど上回ったという。

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