函館税関千歳税関支署は4日までに、新千歳空港の8月の貿易概況(速報値)を発表した。輸出入総額は前年同月比2・2倍の38億3200万円。新型コロナウイルス禍で落ち込みが続く中、5カ月連続で前年実績を上回った。
輸出は同2・1倍の33億600万円で、5カ月連続のプラス。オーストラリア向けの競走馬や繁殖馬など約12億円が総額を押し上げたほか、活ホタテやナマコなど魚介類・同調整品が同1・3倍の15億1900万円と好調。一般機械も同1・4倍の2億3400万円で、ドイツ向けのベアリングなどが増えた。
輸入は同3・7倍の5億2600万円で、6カ月連続のプラス。前月に引き続き発電設備用熱交換装置部品(約2億円)が大きく、一般機械が同6・8倍の2億9800万円。金属製品もドイツ、ポーランド向けなど同16・4倍の1800万円。
ただ、コロナ流行前の2019年8月と比べると、輸出入総額は同0・8%増、輸出は同13・5%増、輸入は同40・8%減。競走馬関連を除けば総額、輸出はそれぞれ約3割減で、厳しい状況が続いている。
入港機は前年同月比20%増の30機。内訳は貨物のみを載せた旅客定期便9機、貨物チャーター便11機など。貨物チャーター機で出国旅客が2人あり、入国はゼロだった。
















