海洋環境で意見交換 BPW北海道・東北ブロック研究会

海洋環境で意見交換 BPW北海道・東北ブロック研究会
海の生物多様性について学ぶ参加者

 男女平等参画社会の実現や次世代を担う女性の育成などに取り組む国際団体「BPW」の北海道・東北ブロック研究会が2日、苫小牧市内のホテルで開かれた。海の生物多様性や水産資源保全をテーマに講演会やパネルティスカッションが繰り広げられ、市民らが学びを深めた。

 認定NPO法人日本BPW連合会の主催。BPW苫小牧アソシエーツ創立30周年を記念して行われた。

 オンライン開催とのハイブリッド形式で、計約70人が参加。基調講演ではエイ、サメ研究の第一人者である長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科の山口敦子教授が、自身の研究で明らかになった海の生物多様性や生態系について解説した。

 山口教授は近年、高級二枚貝の漁で知られる有明海では食害を防ぐため、エイやサメが駆除対象になっている現状を取り上げ、「エイの中には二枚貝を食べない種類もいるが、皆同じように扱われている」と指摘。食物連鎖の頂点に位置するエイやサメの減少は生態系の変化につながるとし、「幅広い視野で生態系を見なければならない」と訴えた。

 ディスカッションでは、山口教授と苫小牧漁業協同組合女性部の山口加津子部長、市内の地域新聞「ひらく」の山田香織代表が苫小牧の海や自然について語り合った。

 研究会ではこのほか、35歳以下の女性が仕事や働くことをテーマにした「ヤングスピーチコンテスト」も開かれた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る