コロナの「マイナス影響」69・9% 道内企業意識調査

コロナの「マイナス影響」69・9% 道内企業意識調査

 帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する道内企業の8月の意識調査結果を発表した。感染症による自社の業績について「マイナスの影響がある」と見込む企業は前月比6・5ポイント増の69・9%となり、3カ月ぶりに増加に転じた。本道に発令された「まん延防止等重点措置」や緊急事態宣言の人流抑制策で、個人消費関連の業種を中心に影響を色濃く受けている。

 「マイナスの影響」の内訳は、「既にマイナスの影響がある」が58%で、「今後マイナスの影響がある」が11・9%だった。一方、「プラスの影響がある」は前月比2ポイント減の2・8%にとどまり、「影響はない」は調査開始以来最高だった前月(25・2%)から4・4ポイント減の20・8%となった。

 企業からは「観光客の減少で売り上げが大幅に減少している」(飲食料品卸売)、「ビジネス環境が構造的に変化し、その対応が求められている。その点がリーマンショックなどの不況時とは異なる」(広告代理業)との指摘が出ている。

 また、コロナのほか、金属や木材、半導体などの材料不足や原油価格の高騰などもあり、企業を取り巻く環境は厳しさを増している。1年後の仕入れ単価について「上昇する」と見込む企業の割合は71・9%。今後も仕入れ単価の上昇が継続すると見込む企業が多いことが、浮き彫りになった。

 調査は8月18~31日に、道内企業1013社を対象に実施。529社から回答を得た(回答率52・2%)。

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