中小企業の支援を行う中小企業基盤整備機構北海道本部(札幌市)の本部長、富樫透氏(60)が5日、就任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。後継者不足の現状や新型コロナウイルス感染症の流行による経済の悪化などを踏まえた支援策に意欲を示した。
富樫本部長は1985年に中小企業事業団に入団。これまで同機構の関東支部企画調整部企画調整課長、九州支部企画調整部長、事業再生支援センター長などを歴任。前任は事業承継・再生支援部長で、今年4月1日付で道本部に着任した。本道勤務は初めて。
富樫本部長は「経営者の高齢化や後継者の不在により、熟練した技術、事業が消えていくことに危機感がある」とし「企業の困り事や課題に耳を傾け、事業継続を手助けしたい」と力を込めた。
また、コロナ禍で苦境を強いられている企業の現状に目を向け「人員不足の中でも、AIなどのデジタルを活用することで生産性の向上へつなげたい。北海道の役に立つことができれば」と述べた。
















