文学作品の面白さ味わう 「北の賢治祭」で朗読楽しむ-詩の世界館

文学作品の面白さ味わう 「北の賢治祭」で朗読楽しむ-詩の世界館
「動機」を朗読劇として演じる五十嵐さん(左)と堀さん

 苫小牧市王子町の斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館は1、2両日、「2021北の賢治祭」を開催した。初日は前夜祭で朗読劇「動機」を公演。翌日は本祭で、市民らが賢治などの文学作品を朗読した。2日間で延べ約100人が参加し、文学作品の面白さを味わった。

 昨年は賢治の命日9月21日に開催。今年は緊急事態宣言の解除後に開いた。

 前夜祭には、フランスの劇作家で今年6月に88歳で亡くなったギィ・フォワシィによる短編「動機」を公演。アナウンサー五十嵐いおりさん(57)と女優堀きよ美さん(51)らが、緊迫するサスペンスを演じ切った。市民約30人が鑑賞し、最前列にいた市三光町の主婦魚山啓子さん(70)は「プロの演技力と言葉の持つ力強さに引き込まれた。朗読表現の可能性の広がりを感じた」と感激していた。

 本祭では、小田千里さん(14)=苫小牧明倫中2年=による賢治の「雨ニモマケズ」の英訳詩の朗読を皮切りに、市民19組20人が賢治や近現代文学の詩、短編、自作を朗読した。

 館長の丸山伸也さん(69)は「来年こそ新型コロナウイルスが終息し、北の賢治祭を催すことができれば」と話していた。

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