15日再開「新しい旅」、 「Go To イート」店内飲食も 鈴木知事会見 社会経済活動回復へ

15日再開「新しい旅」、 「Go To イート」店内飲食も 
鈴木知事会見  社会経済活動回復へ
三つの事業の段階的な緩和・再開を発表した鈴木知事=8日午後4時40分ごろ、道庁

 鈴木直道知事は8日に記者会見し、新型コロナウイルス感染症対策と社会経済活動回復の両立へ向け、行動制限の段階的緩和の取り組みを発表した。5月から停止している道民向けの宿泊費用割引事業「新しい旅のスタイル」は15日から再開。昨年12月から停止している交通事業者が道内で行う割引キャンペーン「ぐるっと北海道」への補助事業も同日再開することを表明。現在はテークアウトと宅配に限定している国の飲食店支援事業「Go To イート」も今月中旬から、店内での飲食を認める方向で国と調整を進める考えを示した。

 緊急事態宣言解除後、道独自の「秋の再拡大防止特別対策」(1~31日)で、札幌市内の飲食店には14日まで営業・酒類提供時間の短縮要請を行っているが、知事は「このまま感染の増加が見られない場合は、14日で終了できる見込みだ」との認識を示した。

 「新しい旅のスタイル」は15日~11月15日のチェックアウト分まで、宿泊旅行商品を最大50%(上限1万円)割り引く。全道を6圏域に分け、道民の圏域内旅行を支援する。同居人同士か1人の旅行が対象。利用者、事業者双方の感染対策の徹底を条件に、14日から販売を開始する。

 「ぐるっと北海道」は、JRなど交通事業者が発行する割引チケットの購入について、一部を道が負担する。一つの交通機関利用の場合は30%、複数の交通機関を利用した場合は最大50%割り引く。こちらも全道を6圏域に分け、圏域旅行に限定。交通事業者の準備が整い次第、15日から販売を順次開始する。

 「Go To イート」は、「4人以下の利用」などを条件に、今月中旬から店内飲食も可能としたい考えで準備を進めている。

 知事は「今後、外出自粛の要請が出た場合は、当該圏域の事業を速やかに停止する」と説明。「段階的に再開する状況が変わった時に、ブレーキを踏むことが大事だ」と強調した。

 また、知事は国の行動制限緩和に向けたワクチン・検査パッケージの技術実証についても言及。道内では「今月中旬以降に札幌市内を中心に飲食店、ライブハウスなど複数箇所で実施される予定」と説明。観光分野でも「4社が道外からの六つのツアーで技術実証が行われる」と述べた。

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