松橋氏 立候補取り下げへ 野党共闘 山岡氏に一本化 道9区 初の与野党一騎打ち

松橋氏 立候補取り下げへ 野党共闘 山岡氏に一本化 道9区 初の与野党一騎打ち

 共産党は衆院選(19日公示、31日投開票予定)での立憲民主党との候補者調整に関し、北海道3、4、9区に擁立を決めていた新人を取り下げる方向で最終調整に入った。これにより、道内12選挙区のうち、最初から候補者を立てていなかった6選挙区と合わせた9カ所で立憲民主党候補に一本化される見通しとなった。共産党幹部が13日、明らかにした。

 北海道では取り上げる3選挙区の他に5、7、12区で新人候補を立てるとしてきており、この3選挙区では立憲民主党と競合する。

 9区(胆振・日高管内)は共産党新人の松橋千春氏(39)が立候補を取り下げ、立憲民主党現職の山岡達丸氏(42)=旧国民民主党比例代表道ブロック=と自民党現職の堀井学氏(49)による与野党一騎打ちの構図となることが濃厚。9区が一騎打ちとなるのは初めて。

 ただ、立憲民主と共産両党の支持基盤では共闘による票離れの懸念もあり、小選挙区の候補一本化に伴う比例の協力体制構築など、具体的にどこまで詰められるかは流動的だ。

 松橋陣営の幹部は「『選挙区によっては候補を統一する』という党道委員会の意向がある」と前置きした上で「決まれば発表があると思う」と述べるにとどめた。山岡陣営の幹部も「協議は中央や道連で進めている。状況を見守るしかない」と正式な連絡を待っている。

 9区は直近の過去2回、与野党三つどもえの構図。前回2017年も3氏で争ったが、直前まで野党候補一本化が取り沙汰されながら、旧民進党の分裂により立ち消えになった経緯がある。

 共産党は小選挙区全体の候補擁立状況について13日午後に発表する予定。北海道以外の地域でも同様に立民候補に一本化される選挙区が多数出る見通しだ。

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