苫小牧市立中央図書館はこのほど、東京都出身、在住の絵本作家広瀬克也さんの講演会「ぼくと妖怪絵本」を開いた。市民ら40人が、絵本制作の裏話に耳を傾けた。
広瀬さんは1992年に「おとうさんびっくり」で絵本作家デビューし、数々の妖怪をユーモラスに描いた「妖怪遊園地」「妖怪バス旅行」などの妖怪絵本シリーズが代表作。イラストレーターやグラフィックデザイナーとしても活動している。
講演会では、ユリの根を頭に載せた苫小牧の妖怪「トゥレプカムイ」を中心として、広瀬さんが書き下ろした北海道の妖怪の壁掛けがお披露目された。市民らは解説を受けながら興味深げに見入っていた。
その後は、妖怪絵本シリーズの第一作「妖怪横丁」を読み聞かせし、実際に商店街へ出向いて作画の参考にしたり、小樽市を旅行中に見た家屋を描いたりしたことなどを述べた。
絵本を作るために重要となる、全体の流れを描いた設計図も披露。「アイデアを詰めるときは部屋を出て、必ず喫茶店で行う」といった制作秘話をユーモアを交えて話し、会場からは笑いが起こっていた。
苫小牧美園小5年の福士怜央君(11)は幼少の時から妖怪が好きだといい「小さな頃から読んでいた絵本作家の話が聞けて、うれしかった」と話した。
















