14日に衆院が解散され、道内の各政党・陣営も19日公示、31日投開票の衆院選へ向け、事実上の選挙戦に突入した。解散から投開票日まで戦後最短の17日間という超短期決戦。道内では14日時点で小選挙区、比例代表合わせて41人が出馬予定で、与野党対決の構図が固まった。12小選挙区中、9選挙区で立憲民主党と共産党の野党統一候補が擁立され、前回(2017年10月)以上の激戦模様だ。
道内では前職18人、新人19人、元職4人の計41人が立候補を予定している。小選挙区(12議席)と比例代表道ブロック(8議席)を合わせ20議席の争奪戦となる。
与党の自民党は、小選挙区11人(前職6人、元職3人、新人2人)、比例単独で2人(前職)の計13人を擁立。岸田新政権誕生による風にも期待し、前回(9議席)以上の党勢拡大を図り、道内第1党を死守する構え。
同じく与党の公明党は、小選挙区の10区に前職1人、比例に2人(前職と新人)の計3人を擁立。自公協力の象徴区の10区は、前回約500票差で逃げ切った激戦区。党道本部幹部は「前回以上の厳しい選挙になる」と組織の引き締めを図る。
自民と道内第1党を争う立憲民主党は、全小選挙区に12人(前職7人、新人5人)が出馬する。比例は小選挙区との重複で臨む。共産党が野党共闘で3、4、9区の候補を取り下げ、9選挙区で野党統一候補を擁立。「野党で過半数以上」を目標に、前回(8議席)から議席の上積みを狙う。
共産党は、小選挙区で5、7、12区に3人の新人、比例は2人(元職と新人)の計5人を擁立。野党共闘の立憲と競合する3選挙区を含め小選挙区で比例票の掘り起こしを図り、前回失った比例の議席奪還を目指す。
第3極的な立ち位置にある日本維新の会は、1、2、3の小選挙区に3人の新人を擁立し、比例は重複で臨む。こちらも大票田・札幌の3選挙区で「改革の保守政党」を訴えて比例票の底上げを図り、前回失った比例の議席奪還を狙う。
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、6区に新人1人を擁立する。
この他、比例単独で国民民主党は前職1人、社民党は新人1人、れいわ新選組も新人1人を擁立。無所属は小選挙区の5区に新人1人が出馬するほか、1区でも新人1人が出馬を検討している。
今回はコロナ禍で迎える初の大型選挙。各党・陣営とも屋内での大規模集会を抑制するなど、感染拡大防止に懸命。札幌の陣営幹部は「スタッフから1人でも感染者が出たら、運動はアウトだ」とつぶやく。異例の選挙戦となる。
■衆院選・道内の候補予定者(敬称略)
※立憲は立憲民主党、維新は日本維新の会、れいわはれいわ新選組、国民は国民民主党、NHK党はNHKと裁判してる党弁護士法72条違反で。
【1区(札幌市中央区・南区・西区と北区の一部)】
道下 大樹(45)=立憲・前
船橋 利実(60)=自民・前
小林 悟(57)=維新・新
※この他、無所属新人が出馬を検討。
【2区(札幌市東区・北区の一部)】
松木 謙公(62)=立憲・前
高橋 祐介(41)=自民・新
山崎 泉(48)=維新・新
【3区(札幌市白石区・豊平区・清田区)】
荒井 優(46)=立憲・新
高木 宏寿(61)=自民・元
小和田康文(51)=維新・新
【4区(札幌市手稲区・西区の一部・後志管内)】
中村 裕之(60)=自民・前
大築 紅葉(37)=立憲・新
【5区(札幌市厚別区・石狩管内)】
和田 義明(50)=自民・前
池田 真紀(49)=立憲・前
橋本 美香(50)=共産・新
大津伸太郎(56)=無所属・新
【6区(上川管内)】
西川 将人(52)=立憲・新
東 国幹(53)=自民・新
斉藤 忠行(30)=NHK党・新
【7区(釧路・根室管内)】
伊東 良孝(72)=自民・前
篠田奈保子(49)=立憲・新
石川 明美(70)=共産・新
【8区(渡島・桧山管内)】
逢坂 誠二(62)=立憲・前
前田 一男(55)=自民・元
【9区(胆振・日高管内)】
堀井 学(49)=自民・前
山岡 達丸(42)=立憲・前
【10区(空知・留萌管内)】
稲津 久(63)=公明・前
神谷 裕(53)=立憲・前
【11区(十勝管内)】
石川 香織(37)=立憲・前
中川 郁子(62)=自民・元
【12区(宗谷・オホーツク管内)】
武部 新(51)=自民・前
川原田英世(38)=立憲・新
菅原 誠(48)=共産・新
【比例代表道ブロック】
鈴木 貴子(35)=自民・前
渡辺 孝一(63)=自民・前
佐藤 英道(61)=公明・前
荒瀬 正昭(43)=公明・新
畠山 和也(50)=共産・元
伊藤理智子(60)=共産・新
山崎 摩耶(74)=国民・前
門別 芳夫(60)=れいわ・新
豊巻 絹子(66)=社民・新
















