苫小牧市の成長戦略を描いた「都市再生コンセプトプラン」を広く知ってもらおうと、市と苫小牧商工会議所は14日、苫小牧都市再生講演会を市内のホテルで開いた。7月に続く第2弾。「ゼロカーボンシティ宣言都市 苫小牧の実現可能性」をテーマに専門家が講演し、来場した約120人が熱心に耳を傾けた。
苫小牧を拠点にカーボンリサイクルに関わる産業間連携調査に取り組むデロイトトーマツコンサルティング合同会社でエネルギーユニット海外・官公庁チームリーダーシニアマネジャーの榎本哲也氏は「二酸化炭素(CO2)は資源」と強調。苫小牧港には石油の生産から利用まで各産業が集積しており、「数十キロのパイプラインを敷設すれば、この距離の短さで年間960万トンのCO2を回収し、有効活用できる」と優位性を指摘した。また、カーボンリサイクル関連の新規ビジネスによる波及効果は、数百億円規模に上るとの試算も明らかにした。
この他、トヨタ自動車の商用ZEV製品開発部主査・担当部長の近藤政彰氏が「水素社会実現に向けたトヨタの取り組み」と題しオンラインで講演した。
















