道内企業の7~9月期 業況 5期ぶり悪化 北洋銀

道内企業の7~9月期 業況 5期ぶり悪化 北洋銀

 北洋銀行は、2021年7~9月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値)は前期(4~6月期)に比べ9ポイント低下してマイナス12、利益DIも8ポイント低下してマイナス16となり、共に5期ぶりに悪化した。

 売り上げDIの業種別では木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業の3業種で改善。特に木材・木製品は堅調な動きを見せて、前期比36ポイント上昇して15となり、プラスに転じた。

 一方、食料品、建設業、小売業、運輸業、ホテル・旅館業の5業種は悪化。特にホテル・旅館業は新型コロナウイルス感染再拡大や前年の「Go To」キャンペーンの反動により、業況は大幅に悪化してマイナス71と、前期から119ポイントも低下した。食料品もプラス水準の前期から42ポイント低下してマイナス11に悪化した。

 利益DIの業種別でも、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業の3業種が改善。食料品、建設業、小売業、運輸業、ホテル・旅館業の5業種で悪化した。

 全産業の10~12月期の見通しでは、売り上げDIはマイナス14、利益DIはマイナス20と共にさらに低下する予想。コロナの感染状況や原材料価格の上昇などにより、先行きに不透明感が漂っている。

 調査は8月下旬~9月上旬に、道内企業699社を対象に実施。404社から回答を得た。回答率は57・8%。

■道内企業の業況の推移(△はマイナス),利益DI,△57,△45,△32,△30,△ 8,△16,△20,売り上げDI,△59,△53,△38,△32,△ 3,△12,△14,調査期間,20年4~6月期,7~9月期,10~12月期,21年1~3月期,4~6月期,7~9月期,10~12月期(見通し)

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