苫小牧市内の市民団体「苫小牧の自然を守る会」(舘崎やよい代表)はこのほど、市三光町の新生台総合センターで星槎大学(本部神奈川県)の坪内俊憲教授を講師に迎えて講演会を開いた。約20人の市民が会場に足を運び、坪内教授の講話にメモを取っていた。
自然環境保全や野生動物保全管理を専門学とする坪内教授は、アフリカに行きたい一心で獣医になり、これまでにフィリピンやキューバなどで保全業務に携わってきたという。
講演会は「ウソ?ホント?地球温暖化~今、環境問題をめぐっておきていること~」がテーマ。地球温暖化を考える前段階として、客観的事実と主観的事実、事実と情報の違いについて説明し、「記録したことが事実になる。主観的事実も客観的事実もどちらも事実だが、それが正しいかどうかは人の価値観」と話した。
過去に地球に隕石(いんせき)が衝突したことなどをきっかけに大量の生物が絶滅したことに触れ、「地球温暖化は常に起きている。(地球の)1度や2度の温度変化はそれほどの問題ではない」と強調。「原爆や原発がどれだけあるのかつかめていない方が問題。市民が政府を変えるしかない」と力説した。
舘崎代表は「情報や事実の話を聞いて、学びや感性、主体性、考える力を育まなければいけないと思った」と話した。
















