北海道消費者協会は20日、道経済産業局長に対し、高騰する灯油価格の抑制と安定供給を求める緊急要請を行った。要請は3年ぶり。
同協会が18日公表した「石油製品の価格動向調査」によると、道内の灯油の平均価格は1リットル当たり99円。66地域のうち21地域で100円を超える。石油情報センター調べ(11日現在)の配達価格は101円で、前年同期比21円(26・5%)高くなっている。
同協会の長島博子副会長が道経産局を訪れ、田口晴彦資源・燃料課長に札幌消費者協会と連名の要請書を手渡した。長島副会長は「灯油は積雪寒冷地に暮らす道民の命綱。高騰で道民の家計負担は前年比平均1万5000円超増える見通し。安心して冬をすごせるよう速やかに取り組んでほしい」と訴えた。道通産局は「本道は冬期間の暖房の需要が高く、家計や企業への影響は大きい」とし、資源エネルギー庁に伝えると応じた。
要請書では▽灯油が適正価格で安定供給されるよう必要な施策の実施と、元売り・販売事業者の便乗値上げの監視強化▽灯油高騰で生活に支障をきたす年金生活者、低所得者、母子家庭などの社会的弱者やコロナ禍による生活困窮者への支援策の強化―を求めている。
















