北海道大学バスケットボール選手権大会は23日、北洋大体育館などで開幕する。北洋大女子バスケ部は2部昇格を懸けて3部リーグ戦に挑む。
3部には6チームが出場する。上位2チームが来年2部に自動昇格する。入れ替え戦は新型コロナウイルスの影響で中止になっている。
北洋大は7月の北海道春季選手権大会で3部ながら初出場で優勝を果たした。センター曽根有紗主将(2年)は「気を緩めることなく、今大会に向けて練習してきた」と話す。力を入れたのは1対1。身長差によって生まれるミスマッチを想定した対人練習だ。ガード陣はゴールに切り込むドライブの技術が向上。フォワードやセンターのポジションも守備力を高めてきた。
フォワードの小久保瑞希(1年)は春季大会、けがの影響で万全ではなかっただけに気合十分。北星学園女子高時代はセンターを務めていたが、大学からフォワードに転向した。高さを生かしたリバウンドだけでなく、ロングシュートやドライブの練習にも力を入れており、「試合でチャレンジしたい」と意欲を語った。
昨年4月に部員2人で創部した同部は今年、1年生5人が入部して本格始動した。目標は全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)出場。1部の上位チームにインカレの出場権が与えられるため、現在の2年生が4年時にインカレに挑戦するためには今年の2部昇格は絶対条件。曽根主将は「プレッシャーはあるけど、絶対に昇格するという強い気持ちでリーグ戦に挑む」と話している。

















