政策・争点 訴えたい思いは? 山岡氏 暮らしに向き合った政治へ 堀井氏 地元の発展と成長を支える

政策・争点 訴えたい思いは? 
山岡氏 暮らしに向き合った政治へ  堀井氏 地元の発展と成長を支える

 衆院選道9区(胆振・日高管内)で初の一騎打ちとなった立憲民主党前職の山岡達丸氏(42)と自民党前職の堀井学氏(49)=届け出順=。31日の投開票に向け舌戦は激しさを増している。両候補の公示日第一声(19日)と選挙サンデー(24日)の街頭演説から、訴えの中心となる政策や争点を分析した。

与党のコロナ対策批判

 山岡氏は室蘭市で臨んだ第一声で、演説時間の半分以上を使い、政権与党のコロナ対策を批判した。特に病床確保や補正予算など対策が急がれる中、与党が数の力で国会審議を拒み続けた状況を強く非難。コロナ下で事業者の相談を延べ2500件受け、災害時に現地で当事者の声を聞くなど、国会で課題解決を求めた実績をアピールし、「地域の役に立つ国会議員に」と誓うのが定番だ。

 批判に多くの時間を費やしながらも、政策の展開につなげて説得力を持たせるのが特徴で、演説場所によって話題を選ぶ。選挙サンデーは苫小牧市内のスーパー前で街頭演説し、「アベノミクス」によって「物価が上がり、経済格差を広げた」と指摘した上で、消費税減税など野党4党の合意政策を説明。「もっと暮らしに向き合った政治に変えたい」と結び、政権交代に意欲を燃やす。

経済、エネルギーに重点

 堀井氏は室蘭市の第一声で、新型コロナウイルスへの対応や対策に時間を割いた。政治の最重要課題と位置付け、ワクチン確保や医療体制の整備のほか、経済活性化策として、事業規模に応じて持続化給付金の再給付などを挙げる。「国民の命を必ず守る。政治の責任、使命を果たす」と声を張り上げ、生まれ育ったふるさとへの思い、野党候補との戦いに勝つ意気込みなどを披露する流れだ。

 選挙戦が進むにつれて、経済やエネルギー政策に費やす時間が増え、選挙サンデーは演説時間の半分ほどを占めた。「胆振や日高の企業を守る」と訴え、泊原発再稼働の必要性を説く。「追う立場」を自認しながら野党共闘への対決姿勢をにじませ、賛否が割れる政策に争点を見いだし、「苫小牧の発展、成長を支えてきた企業が苦しんでいる。国がしっかり支えないといけない」と力を込める。

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