手芸ハウスシオンが来月25日閉店 移転後に客足減や従業員高齢化も、感謝価格のセール実施

手芸ハウスシオンが来月25日閉店 移転後に客足減や従業員高齢化も、感謝価格のセール実施
11月25日に閉店予定のシオン

 苫小牧市王子町の手芸ハウスレディースシオンは、11月25日に閉店する。2008年にJR苫小牧駅前の旧商業施設「駅前プラザエガオ」に出店し、14年に現在の駅前本通に移転。従業員の高齢化などから、今年に入って閉店を考えていたという。運営会社の田中勝利代表は「長い間、苫小牧の方に支えていただいた」と感謝し、商品を格安で販売する完全閉店セールを実施している。

 同店は、08年1月にエガオ内で開店。手芸品約5000点、婦人服約500点をそろえ、価格の安さから50代以上の女性を中心に多くの来店客を集めた。田中代表は「市内で手芸店と安い婦人服を売る店は少なく、にぎわっていた」と振り返る。

 転機は14年。4月にエガオの運営会社が経営破綻し、自主営業を続けたが8月末でエガオが閉鎖となり、現在地に移転した。来店客が減り、営業時間の短縮などで対応したが、売り上げは6割減った。それでも10年以上通う常連客に支えられ営業を続けてきたが、従業員3人が70代以上となり、閉店を決断した。

 完全閉店セールでは、商品によって価格を半額以下や9割引き、無料にする。営業時間は午前10時から午後4時まで、土日祝日は定休。田中代表は「感謝価格でとことんサービスする」と来店を呼び掛けている。

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