独自対策31日で終了 道コロナ対策本部会議 飲食「4人以内」解除 「新しい旅」全道拡大 「第6波」見据え取り組み

独自対策31日で終了 道コロナ対策本部会議 飲食「4人以内」解除 「新しい旅」全道拡大 「第6波」見据え取り組み
「秋の再拡大防止特別対策」を今月末で終了すると発表した鈴木知事=28日午後5時40分ごろ、道庁

 道は28日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、1日から展開してきた道独自の「秋の再拡大防止特別対策」を期限の31日で終了することを決めた。11月1日からは全道の飲食店などの会食について「4人以内」の利用要請を解除するほか、道内各圏域内で実施してきた道の旅行助成事業「新しい旅のスタイル」も道内全域での利用を可能とする。記者会見した鈴木直道知事は新規感染者数が減少している期間、「次の感染拡大(第6波)を見据えた取り組みを進めていきたい」との姿勢を示した。

 道内の人口10万人当たりの新規感染者数(直近1週間)は28日現在で1・3人。24日以降、警戒ステージ2(2人)を下回る状況が続いている。病床使用率も27日時点で2・2%と、今年に入って最も低い水準となり、「第2波以降で最も低い水準の昨年9月17日(2・1%)と同じ水準になった」(知事)。こうした感染状況を踏まえて「特別対策」の終了を判断し、11月からは「ステージ1」へ移行することを決めた。

 11月以降は、飲食店に出していた「4人以内」での会食やカラオケの利用自粛などの要請を解除。ただ、道の「第三者認証制度」を取得するなど感染対策を徹底した店を選び、「短時間で、深酒せず、大声を出さず、会話の時はマスク着用」という感染リスク回避の行動を引き続き求める。

 「新しい旅―」は、道内六つの圏域内での利用に限っていたが、11月からは全道一円での利用を可能とする。

 国の飲食店支援事業「Go To イート」も利用条件を緩和し、11月からは「4人以内、2時間以内」の制限を解除。交通事業者が道内で行う運賃割引キャンペーン「ぐるっと北海道」への補助事業も11月から、6圏域内での利用制限を解除する。

 一方、イベントについては、人数の上限を5000人または収容人数の50%以内とし、最大1万人としていた上限は撤廃する。

 今後の「第6波」に備えた医療提供体制について、知事は「東京都、大阪府に次ぐ3番目の2000床を確保してきた」と説明し、「確保した病床を効果的に運用していくためには人材の確保が重要」と強調。北海道看護協会の協力で、看護職員の増員が必要な医療機関への「派遣制度を構築し、11月1日から開始する」と発表した。

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