「給食に地元食材を」 定住自立圏共生ビジョン懇談会

「給食に地元食材を」 定住自立圏共生ビジョン懇談会
相互連携の推進に向け、意見を交わした共生ビジョン懇談会

 東胆振1市4町(苫小牧、白老、厚真、安平、むかわ)を圏域とする定住自立圏共生ビジョン懇談会(笠原健太郎座長)が10月28日、苫小牧市役所で開かれた。委員12人が出席し、地域の将来を見据えた広域連携の可能性について意見を交わした。

 事務局が共生ビジョンのこれまでの活動を説明した後、各地域から選出された委員が1人ずつ意見を述べた。安平町で農業を営む委員は「地元の食材が学校給食で出ると子どもたちも喜び、残さも減ると聞く。地産地消を進めてほしい」と求め、市内の教育関係者は「外国人留学生が市内の製造業や近隣の農業などで実習体験ができる機会を、市でつくれないか」と提案。別の委員からは各地域で活躍する人たちのつながりが希薄化している現状を懸念し、「コロナが収まってきているので、顔を合わせる機会をもっと増やしてほしい」との要望も出た。

 1市4町は2015年3月、圏域の相互連携を強化し、人口定住に必要な生活機能の確保や地域活性化を目指して定住自立圏形成協定を結んだ。同年10月には圏域の将来像や具体的な事業を盛り込んだ共生ビジョンを策定。懇談会で出た意見は、同ビジョンの評価や見直しに役立てている。

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