サフィルヴァ北海道が苫小牧で開幕戦―白熱プレーを市民観戦〔バレーボール・V2リーグ〕

サフィルヴァ北海道が苫小牧で開幕戦―白熱プレーを市民観戦〔バレーボール・V2リーグ〕
多彩な攻撃で苫小牧のファンを楽しませるサフィルヴァ北海道の選手=10月30日、市総合体育館

 バレーボールVリーグ男子2部(V2リーグ)は10月30日に開幕し、31日までの2日間、苫小牧市総合体育館で今季V2リーグ2季目を迎えたサフィルヴァ北海道のホームゲームなど4試合が行われた。サフィルヴァはヴィアティン三重に0―3、奈良ドリーマーズに2―3で敗れて2連敗のスタートとなった。

 30日の三重戦は市内の中高生らがサフィルヴァの応援に駆け付けた。苫小牧南高女子バレーボール部の部員がサーブの選手にボールを回す「ボールレトリバー」を担った。第2セット終了後には、苫小牧和光中吹奏楽部が演奏を披露し、ゲームの盛り上げに一役買った。

 30日の三重戦後に行われたサフィルヴァの記者会見では、阿部誠樹主将が「昨季は新型コロナの影響で観客が入っていなかったけど、やっと有観客で試合ができることをうれしく感じる」と語った。苫小牧については「ビラを配った時に受け取ってくれる人が多く、温かく受け入れてもらえた」と話していた。

 サフィルヴァのホームゲームが苫小牧で行われるのは今回が初めて。苫小牧市とサフィルヴァは2020年10月、包括連携協定を締結。地域活性化を目的に苫小牧市をサブホームタウンパートナーに指定し、市内で練習や試合を開催することになっている。

 サフィルヴァは昨季、V2リーグに参入し、4勝で11チーム中9位だった。今季は2位以内に入り、1部との入れ替え戦進出を目指している。

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