ワクチン接種の選択尊重「#ワクチョコ」運動が静かに浸透、缶バッジ身に着け広がれ思いやりの輪

ワクチン接種の選択尊重「#ワクチョコ」運動が静かに浸透、缶バッジ身に着け広がれ思いやりの輪
「#ワクチョコ」運動を発案した磯崎さん(左)

 新型コロナウイルスのワクチン接種に対する相手の選択を尊重する「#ワクチョコ」運動が、苫小牧市内で静かに広がっている。ワクチンを打てない人や打っていない人が肩身の狭い思いをしないような社会に―と市内有明町の自営業磯崎文盛さん(35)が考案した取り組み。「#ワクチョコ」缶バッジを賛同者が身に着けることで、思いやりの輪を広げたい考えだ。

 「ワクチョコ」とはワクチン、チョイス(選択)、コンシダレーション(思いやり)の頭文字を組み合わせた磯崎さん考案の造語。

 市内でもコロナワクチンの接種が進んでいるが、さまざまな事情でワクチンを打てない人や、副反応への懸念などから打たない判断した人もいるため「ワクチンを打つ・打たないにかかわらず、相手の選択を尊重しよう」という気持ちを広げる活動を思い立ったという。

 運動を広げる手段として、持ち物や服などに着ける缶バッジを製作。青とピンクのハートを組み合わせたロゴマークを印刷したもので1000個を作って10月末、磯崎さんが運営している集いの場「いぶり勧学館」(有明町)や、趣旨に賛同する市内や近郊の子ども食堂などで配布を始めた。

 磯崎さんの元には市民から多くの感謝の声が寄せられており「体質的にワクチン接種できないが職場で接種を推奨され、肩身の狭い思いをしている家族がおり、このような取り組みはありがたい」と喜ぶ人もいたという。

 磯崎さんは「ワクチン接種に限らず、相手の気持ちや判断を尊重し合える優しい社会を目指したい」と話す。

 バッジは円形で、直径が約4センチ、6センチ、8センチの3種類。希望者に無料配布している。市内の配布場所は「いぶり勧学館」のほか、みんなの教室ココスタラボ(日新町)、子ども食堂木と花の大ぼうけん(双葉町)、地域食堂アプリコットもぎもぎ~(大成町)。

 問い合わせは電子メール mitora86@yahoo.co.jp

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