レバンガ北海道U18は10月29、30両日、東京都で開かれたBリーグU18チャンピオンシップ2021で初代チャンピオンに輝いた。チームには、苫小牧出身のガード村上琥羽(北海道文教大高1年、啓北中卒業)も所属。2回戦では得意のスリーポイントシュートを中心に得点を量産、勝利に貢献した。
レバンガU18は決勝で、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18に92―79で快勝し、優勝した。村上は準決勝、決勝こそ出場時間はなかったが、1回戦の渋谷サンロッカーズU18戦で4点、2回戦の広島ドラゴンフライズU18戦ではスリーポイントシュートを4本決めて12点。村上は「2回戦では自分の持ち味の外のシュートが決まった」と手応えを語った。
今後はプレータイムの向上を目指して練習に励む。齋藤拓也ヘッドコーチは「シュート力は魅力。コート上でも安定したパフォーマンスをするためには経験を積む必要がある」と話す。村上は「守備でもっと厳しく守れるようになりたい。味方にも相手にも恐れられる選手になりたい」と話した。
同チャンピオンシップの開催は今回が初めて。全国のクラブユース16チームが出場してトーナメント戦を展開、レバンガの内藤耀悠がMVPを獲得した。当初は8月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
レバンガU18は今年春に創部。北海道文教大高に通う1年生11人が1期生としてスタートした。村上は昨年のトライアウトで合格し、チームに加入した。

















