駒大苫 決勝L懸け3回戦へ― 男女道栄は2回戦敗退〔高校バスケ・ウインターカップ道予選会〕

2回戦〔道栄―白樺学園〕守備をかわしてシュートする道栄のセンター亀井=5日、札幌・北海きたえーる

 ウインターカップ2021第74回全国高校バスケットボール選手権大会北海道予選会は5日、北海きたえーる(札幌市)などで開幕した。男子の駒大苫小牧は2回戦で釧路北陽に圧勝、とわの森三愛との決勝リーグ進出を懸けた3回戦に進んだ。北海道栄は2回戦で白樺学園に83―85で惜敗。女子の北海道栄も2回戦で旭川藤星に68―80で敗れ、姿を消した。
 男女各26チームが出場、トーナメント戦を展開。男女とも上位4チームが決勝リーグに進出する。
 【男子】
 ▽2回戦
駒大苫小牧100―67釧路北陽
白樺学園85―83北海道栄
 ▽1回戦
北海道栄92―61函大有斗
 ▽2回戦 恵庭南105―73海星学院、東海大札幌88―60帯広大谷、札幌工業123―48下川商業、とわの森三愛103―56滝川、札幌日大77―61札幌清田、岩見沢緑陵99―89小樽潮陵
 ▽1回戦 海星学院85―34釧路江南、釧路北陽75―66旭川大、帯広大谷98―43函館ラ・サール、札幌工業69―66旭川工業、札幌清田112―72北見緑陵、札幌日大120―86北見藤、小樽潮陵74―59稚内大谷、滝川91―79倶知安、とわの森三愛105―37留萌

 【女子】
 ▽2回戦
旭川藤星80―68北海道栄
 ▽1回戦
北海道栄126―33小樽潮陵
 ▽2回戦 釧路北陽106―59札幌大谷、海星学院51―49東海大札幌、札幌山の手167―29稚内、北星学園女子90―60北見藤、とわの森三愛121―23遺愛女子、小樽双葉66―58函大柏稜、札幌東商業91―56白樺学園
 ▽1回戦 札幌大谷81―38士別翔雲、釧路北陽79―64北見柏陽、海星学院68―56帯広大谷、東海大札幌69―56旭川明成、稚内94―61滝川、北見藤129―29留萌、遺愛女子82―71岩見沢緑陵、函大柏稜84―65釧路湖陵、白樺学園92―61北海

― 道栄男子 粘りのプレーも一歩及ばず
 2点差に泣いた男子の道栄。最後の最後まで粘る必死のプレーで戦い切ったがあと一歩及ばなかった。
 第3クオーター終了時で13点差をつけられたが、第4クオーターの追い上げがすさまじかった。センター亀井副主将(3年)を中心にゴール下で気を吐き、残り30秒で2点差。亀井副主将は「勝つという気持ちしかなかった」。最後のワンプレーは栄ボールだったが、同点のシュートは決まらず終了のブザーが鳴った。
 ガード伊藤主将(3年)は大会直前のけがで無念のベンチスタートとなった。「4クオーターのプレーは感動した。栄のバスケを見せられたと思う」と語った。木村ヘッドコーチ(HC)は「伊藤は気持ちを切らさず、声をからしながら仲間を鼓舞していた」とたたえた。
 2年連続のウインターカップ出場はならなかった。強豪と互角にやり合った結果に伊藤主将は「木村HCの下でバスケができて幸せだった。全国大会での1勝が目標だったので、後輩に成し遂げてもらいたい」と語った。

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