多様な性の在り方が認められ、誰もが自分らしく生きられる社会を目指すため、苫小牧市内で今月、LGBTをはじめとする性的少数者をテーマとした講座や座談会が計画されている。
市男女平等参画推進センターは13日午後1時半から、「同性婚のいまとこれから」と題した講座を開く。同性カップルが日常生活のさまざまな場面で感じる制度上の問題や周囲からの偏見について話すほか、弁護士が司法の専門家の立場から同性婚制度について語る。
同センターは性的少数者への正しい理解を広げるため、2019年度に初めてのLGBT講座を実施。昨年度からは「苫小牧にじいろライブ」の名称で講座を開き、多様な性が認められる社会の在り方を考えるきっかけをつくってきた。
今回の講座では、19年度から同センターでLGBT講座の講師を務めてきた国見亮佑さんが、パートナーのたかしさんと共に同性カップルの視点から同性婚に対する思いを語る。2人は、同性婚が認められないのは婚姻の自由を保障した憲法に反するとして国との裁判を起こしており、裁判を通して学んだことや感じたことも話す予定だ。札幌市の弁護士2人も登壇する。
同センターの村上尚保センター長は「同性カップルは法律で保護されないことが多く、さまざまな制約を受けている現状を知ってもらい、同性婚について考えてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
参加無料。定員50人(先着順)。問い合わせ、申し込みは同センター 電話0144(32)3544。
◇20日に座談会
NPO法人ワーカーズコープは20日午後2~4時(昼の部)と午後6~8時(夜の部)の2回、苫小牧市文化交流センターで性教育の在り方を考える座談会を苫小牧市文化交流センターで開く。
性的少数者の困り事に耳を傾け、一緒に考え行動する「ALLY(アライ)」を表明している市職員が講師となり、多様な性の在り方について講話。誰もが互いに尊重し合う社会づくりのきっかけにしたい考えだ。
同法人が3月から進めるSDGs(持続可能な開発目標)性教育座談会の一環。今回は3回目で、LGBTをはじめとする性的少数者について取り上げ、性の在り方は多種多様なことを市民が知る機会として計画した。市協働・男女平等参画室の職員が性的少数者についての語句や基礎知識を解説し、「性の在り方は自分自身で決めるもの」というメッセージを発信する予定。
同法人の堀川紅美さんは「性の在り方は人それぞれ、という基本的なことを子どもたちにしっかりと伝えるためにも、まずは大人が学ばなければならない」と訴える。
会場参加(定員30人)のほか、オンライン会議システム「Zoom」での参加も可能。いずれも参加無料。
申し込み、問い合わせは電子メール アドレスはtomakomai@roukyou.gr.jp。
















