誰でも自由に弾くことができる「ストリートピアノ」のこけら落としが7日、苫小牧市木場町のMEGAドン・キホーテ苫小牧店で行われた。市民の協力でピアノの寄贈や設置が行われ、来店客が演奏に耳を傾ける光景が広がった。
ピアノの設置は、市民団体のとまこまいふれあい広場推進委員会(北春夫委員長)の初の取り組み。毎年、福祉の理解を深めるイベント「とまこまいふれあい広場」を開いていたが、新型コロナウイルスの影響で昨年と今年の開催を中止した。代替事業として、世界中の商業施設や駅などで設置しているストリートピアノを苫小牧でも実現させようと企画した。
ピアノは、同委員会のメンバーを通じて、10月に市内ときわ町の会社員、ダール夕紀さん(43)から自宅で使われなくなった電気ピアノが寄贈された。同委員会は「まちなかふれあいピアノ」と命名した。
こけら落としでは、市内澄川町のピアノ講師、本間邦子さんがショパンのノクターンなど優雅に演奏し、聴衆を魅了した。家族3人で演奏を聴いた北星小4年の田中綾音さん(10)は「音が響いてすてきだった」と話した。ダールさんも会場に駆け付け「ピアノが生き返ったようでうれしい。多くの人に弾いてほしい」と願った。
ピアノの開放時間は午前10時から午後8時。無料。
















