苫小牧市消防本部は8日、応急手当の普及啓発に熱心な企業や個人を顕彰する消防長表彰状を初めて、市内の3企業2個人に贈った。表彰を受けたのは▽出光興産北海道製油所と同社の犬飼綾乃さん(33)▽トヨタ自動車北海道▽チュウケイ胆振支社と同社の経堂優市さん(41)。犬飼さんと経堂さんは、所属する事業所の従業員を対象に救命講習を指導できる応急手当普及員の資格を持つ。
新開町の消防本部庁舎であった表彰式には、3社の代表と犬飼さんが出席。それぞれ小野勝也消防長から表彰状を受け取った。犬飼さんは「とても驚いたし、うれしい。これからも勉強を重ねて救急救命の大切さを伝えていきたい」と語った。
同本部によると、応急手当普及員は現在、市内に約50人いる。表彰は、応急手当の重要性や技術を伝える同普及員と、長年その普及啓発に力を入れている企業の功績をたたえようと、今年度から始めた。
小野消防長はあいさつで、普及員の活動と活動の場を与えている企業に感謝。「傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる『救命の連鎖』につながる。今後も資機材の貸し出しに協力したい」と話していた。
















