苫小牧市教育委員会主催の第44回高齢者主張発表会が10日、市文化交流センターで開かれた。60~80代の市民7人が、市内の長生大学に通う約100人を前に力強い主張を繰り広げた。
10回目の出場となる市内三光町の南條洋さん(77)は「人類は原発と共存できるか?」と題し、放射性廃棄物の処理に10万年以上かかることや、その間に千年に1度レベルの巨大地震が100回起きる計算であると主張。「地震国・日本に原発は要らない。水力や風力などの再生可能エネルギーに力を入れて脱原発へ向かうべき」と訴えた。
今回が初出場となる明徳町の大内妙子さん(64)は、長く続けている新聞への投稿について発表。採用されることや友人からの反響の喜びを語り、「これからも社会に元気を送れるよう、自分の崩れない一本道を進んでいく」と述べた。
同じく初出場の山手町の佐藤マサ子さん(78)は、自身が所属する苫小牧家庭生活カウンセリング協会の会員が年々減少していることを紹介。「孤立している市民にとって電話相談は心の支えで、新型コロナウイルス禍でも必要とされている。活動を知ってもらい、団体に力添えを」と呼び掛けていた。
















