厚真町の陶芸工房「登志陶房」の器展が14日まで、苫小牧市錦町の第一洋食店2階で開かれている。工房を営む石山俊樹さん(73)と妻の寿子さん(68)、長男の容(たすく)さん(41)が手掛けた約300点を展示販売している。
同店での器展は10年以上前から開いているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止しており、2年ぶりの開催となる。
箱状に粘土を組み合わせて焼き上げたユニークな「箱皿」や土の表面に泥やうわぐすりを付けて焼くことで、濃緑の複雑な模様が浮き上がったマグカップなどが並ぶ。平皿や湯飲み、つぼをはじめとする多彩な作品を用意し、価格は1000円台~7万円。
2018年9月の胆振東部地震で、れんが7000個を使用した焼き窯が損壊するなど甚大な被害を受けた同工房。隣接する自宅も全壊し、今年3月まで再建作業に追われていたが辛うじて残った電気釜で新作を作り続けてきた。俊樹さんは「震災やコロナ禍で作品について考える時間が増え、新たな技法、作品に挑戦できた」と話す。
午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)。
















