性の多様性の観点から、同性同士の婚姻について考えるLGBTQ講座が13日、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。婚姻の自由を求めて国を相手取って訴訟を続ける男性カップルが登壇し、自分たちの結婚生活を紹介。「同性同士でも普通に家族として認められる社会に」と思いを語った。
同センターと、性的少数者への差別や偏見を無くす活動に取り組む団体「にじいろほっかいどう」の共催で約30人が参加。国見亮佑さんとたかしさんが同性カップルの当事者として登壇した。
共に40代で十勝管内在住の2人は、15年以上も両家で家族ぐるみの付き合いを重ねてきたが「結婚していないので、社会的には他人でしかない」と国見さん。たかしさんは、数年前に国見さんと自身の家族とで旅行した際、宿泊施設のスタッフが一行を「家族」として迎え入れてくれた時の喜びを振り返った。
その上で、国見さんは「今、幸せとか不幸とかは関係なく、誰もが望めば同性同士で結婚できる社会を望んでいる」と述べた。
このほか講座では、同性婚が認められない法律は婚姻の自由を保障する憲法違反であるとして、国を訴えた『「結婚の自由」をすべての人に』訴訟で北海道弁護団を務める林拓哉さんが訴訟の概要を説明。今年3月の札幌地裁の判決では原告の請求が棄却された一方、「同性カップルに対して婚姻の効果を法律が一切与えていないことは憲法違反」とした画期的な判断がされたことを強調した。
















