≪56≫大町寿町内会 飲食店と高齢会員生かして

≪56≫大町寿町内会 飲食店と高齢会員生かして
とまこまい港まつりで行われる市民踊り

 飲食店が連なる苫小牧市中心部の大町と、一般住宅の多い寿町で構成される。役員が地域の催しや防犯情報をまとめ、月1回発行する会報「大寿」は会員の重要な情報源となっている。

 高齢者の会員が多く、大寿サロン「華」運営委員が中心となって、偶数月に1回「ふれあいサロン」を企画。市社会福祉協議会の職員を呼び、ゲームなどで交流するほか、例年は餅つき大会やバーベキューなどを実施している。

 日本舞踊、生け花、マージャンのサークルがあり、日本舞踊は90代を超える寿町在住の講師が現役で指導している。とまこまい港まつりの際は、生徒らがアーケード街や駅前通などで市民踊りを繰り広げる。

 飲食店が多いことを生かし月に1度、店舗から出る段ボールや空き缶を役員が回収し、町内会の運営費に充てている。年間10万円ほどの収入になるという。

 ■次回(24日)は錦糸町内会です。

メ モ

▽1928年5月設立

▽加入世帯202世帯(4月末現在)

 加入率87・8%

▽市町峰行会長

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