苫小牧市住吉町のコミュニティーサロン「みらいづくりハマ遊の友」(高橋承子代表)は13日、同サロンで夏目漱石の小説「こころ」の読書会を開いた。文学愛好家ら9人が、作品のテーマや時代背景について語り合った。
同サロンが今年スタートさせた「文学講座」の2回目。資料に目を通しながら、作品に当初「先生の遺書」という副題が付けられていたことや、明治から大正へ時代が移り変わる中で執筆されたことを学んだ。
参加者同士で各章を朗読し、登場人物の「私」が「先生」を好む理由や、「先生」はなぜ最後に自殺しなければならなかったのかなどを章ごとに考察した。
参加者からは「強い尊敬や憧れの気持ちから『先生』と呼んでいるのだと思う」「登場人物は漱石自身と弟子を描いたものでは」といった意見も出た。
高橋代表は「地域のまちづくりの場として、今回のような読書会や幅広い年代が交流できる催しを今後も開いていきたい」としている。
















