FCエルボノスU15が初の全道大会出場―フットサル

FCエルボノスU15が初の全道大会出場―フットサル
初の全道大会に出場するFCエルボノスU15のメンバー

 苫小牧市内のサッカークラブ・FCエルボノスU15は、第33回全道U15フットサル選手権大会兼JFA第27回全日本U15フットサル選手権大会北海道代表決定戦苫小牧地区予選(10~11月、苫小牧市)で優勝、12月に十勝管内芽室町で開かれる北海道代表決定戦にチーム創立4年目で初めて出場する。

 苫小牧地区予選は東胆振と日高の20チームが出場。予選を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントを展開した。エルボノスは1回戦で浦河・様似に4―2、準決勝でアレアレア(新ひだか町)に2―0で快勝。決勝はフェリーレ(安平町)に2―1で競り勝った。

 決勝で1ゴールを挙げた山川涼太主将(凌雲中3年)は「味方がDFを引き付けてくれたおかげでフリーでシュートを打てた」と振り返った。

 GK三浦魅郎(緑陵中3年)は身長174センチの体格を生かしたプレーで勝利に貢献した。「ゴール前で味方が少ない状況でも失点を防ぐことができた」と奮闘。「全試合無失点を目標にしていたので悔しさもある。全道大会では無失点を目指す」とひたむきだ。

 FCエルボノスは2012年創立。U15カテゴリーは18年に立ち上がった。北海道代表決定戦への出場権は昨年も獲得していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会は中止になった。鎌田修監督は「苫小牧の代表として昨年の分も気持ちをぶつけてほしい」。

 大一番に向けて練習に励むメンバー。山川主将は「チャンスで決め切れなかった場面もあった。守備からの動きだしも遅かったので、一つ一つのプレーの質を上げていきたい。全道大会では目の前の試合に集中して勝ち上がりたい」と意気込みを語った。

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