全道新人大会を初制覇-駒大苫ゴルフ部「冬期にレベルアップ、目指すは全国上位」

全道新人大会を初制覇-駒大苫ゴルフ部「冬期にレベルアップ、目指すは全国上位」
団体で全道初制覇を果たした駒大苫のメンバー

 駒大苫小牧高ゴルフ部は北海道高校ゴルフ新人大会兼全国高校ゴルフ選手権春季大会北海道予選(10月、札幌ゴルフ倶楽部由仁コース)の男子団体の部で初優勝した。全国大会(来年3月、兵庫県)が懸かる個人では高橋巨基主将(2年)が6位、米川幸成(1年)が7位に入り、出場権を獲得した。
 団体戦は2012年の創部以来、初の栄冠を飾った。18ホール・ストロークプレーを行い、1校4人のうち上位3人の合計スコアで競われた。駒大苫は256で2位の札幌光星に12打差をつけて優勝した。
 高橋主将はチームトップの82をマークし、チームをけん引。グリーンに寄せるアプローチショットがさえた。「ミスをしてもアプローチでリカバリーできた」と手応えを語った。
 米川は各種ショットの安定感で84をマークし、優勝に貢献したが、「スコアには満足していない」と話す。「ショットに左右のずれがあった。修正できればもっとスコアを伸ばせたと思う」と貪欲だ。
 安田覇人(2年)は90と振るわなかったが、「自分のできることはやった」とベストを尽くした。「大会前に練習し過ぎて腰を痛めてしまった」と調整の失敗が響いた。300ヤード前後のショットを武器に来年の全国切符を目指す。「次は大会前には無理をしないように心掛けたい」と語った。
 個人の部は36ホール・ストロークプレーで競われた。高橋が165で6位、米川は168で7位に入り、それぞれ全国切符を手にした。
 高橋は「全国大会を意識して力みはあった」とはにかんだ。初の全国大会への挑戦。「3日間の日程で最終日まで残りたい」と意気込む。米川は「ショットのぶれをなくして大会に臨みたい。目指すはトップ20」と抱負を語った。
 渡部賢宏監督は「全国に行く選手は冬の期間でショットの練習に打ち込み、上位を狙ってほしい」と期待を込めた。

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