苫小牧市内の書道啓心社(沖田啓峰代表)に所属する2人が日本書道研究会(本部札幌市)主催の第35回総合展の2部門で最高賞の日本書道研究会賞に輝いた。一般部(応募数276点)は新中野町の市職員、池田弥希(ひろき)さん(25)、学生部(同977点)は駒大苫小牧高校3年の小椋優花さん(18)。池田さんの最高賞は2年連続となる。
池田さんは半切サイズ(34・8センチ×136・3センチ)に行草体で元代の詩人、汪荘の五言律詩「雲巖」中にある「洞寒龍正蟄 崖暝鶴初歸」の二句をしたためた。10歳から同社中で吉沢清芳さんに師事。仕事と書道を両立させながら打ち込んできた。2年連続の最高賞に「大変光栄で、指導いただいている諸先生、先輩方のおかげ。継続は力の精神で一層精進したい」と満面の笑顔を見せた。
小椋さんは初唐代3大書家の一人、褚遂良の「枯樹賦」から「比翼巣鴛」の4字を臨書した。5歳から新開明野元町町内会館=明野元町=の教室で学び、努力を重ねてきた。公式の授賞式が感染症対策のため中止となり、19日に生徒だけで祝賀会を開催。花束やケーキを贈り、喜びを分かち合った。小椋さんは「みんなが祝ってくれて初めて受賞の実感が湧いてきた。うれしかったし、これからも頑張ろうと思う」と語った。
2人を見守ってきた師範の鈴木紅藍さんは、池田さんについて「勉強熱心で研究心旺盛。努力が結果に結び付いた」と述べ、小椋さんには「こつこつと目標を持って取り組んできた先にあった最高賞。みんなにとっても誇りだ」と賛辞を贈った。
受賞作品は28日まで、札幌市民ギャラリーで展示する。入場無料。





















